特長
❶ 高い安全性
プレストレスの導入により一体化を図っています。実車突試験によって安全性能が確認されています。
❷ 工期短縮
プレキャストのため、工期の短縮が図れます。夜間工事・集中工事などで、即時復旧が可能です。
❸ 多様な対応
上下車線に段差があっても対応可能です。曲率半径が小さい区間でも設置が可能です。仮設として設置し、その後、 本設に移行設置することも可能です。実車衝突試験により 計算手法を確立しているので、規格外の対応も可能です。
● プレキャスト製剛性防護柵の仕様記号

※(公社)日本道路協会「車両用防護柵標準仕様・同解説」より抜粋
仕様記号の表記は以下の通りです。
① Rp:プレキャストコンクリート製防護柵
② SS(SSm)、SA(SAm)、SB(SBm)、SC(SCm):道路種別( )は分離帯用
③ 形状記号 F:フロリダ型 S:単スロープ型
④ 埋め込み区分 E:土中埋め込み用 B:構造物設置用
●種別の選定
車両防護柵は、強度(車両が衝突したときに突破されない衝撃度の大きさ)および設置場所に応じて種別が設定されています。SC(SCm)〜SS(SSm)の高強度区間ではコンクリート製剛性防護柵が最適です。SC以下の低強度区間でコンクリート製剛性防護柵を使用する際は、SCを準用します。

※(公社)日本道路協会「車両用防護柵標準仕様・同解説」より抜粋
● 種別の適用
種別の適用は、道路の区分、設計速度および設置する区間に応じて行われます。ただし、走行速度や線形条件などにより特に衝撃度が高くなりやすい区間では、1段階上またはそれ以上の種別を適用することができます。

※(公社)日本道路協会「防護柵の設置基準・同解説」より抜粋
*重大な被害が発生するおそれのある区間
・大都市近郊鉄道、地方幹線鉄道との交差近接区間
・高速自動車国道、自動車専用道路などとの交差近接区間
・走行速度が特に高く、交通量が多い分離帯設置区間
・その他重大な二次被害の発生するおそれのある区間
フロリダ型
● 分離帯用土中埋め込みタイプ(舗装埋め込みタイプ)


標準規格
(単位:mm)

● 路側用土中埋め込みタイプ(舗装埋め込みタイプ)


標準規格
(単位:mm)

● 路側用壁高欄タイプ


標準規格
(単位:mm)

単スロープ型
● 分離帯用土中埋め込みタイプ(舗装埋め込みタイプ)


標準規格
(単位:mm)

● 路側用土中埋め込みタイプ(舗装埋め込みタイプ)


標準規格
(単位:mm)

● 路側用壁高欄タイプ


標準規格
(単位:mm)

歩掛
● 据付工(昼間用)
(100m当たり)

※1 本歩掛は、PGFを据付する作業であり、現場内小運搬(20m程度)を含む。
床堀、基礎コンクリート、埋戻等は含まない。
※2 諸雑費は据付用治具等の費用であり、労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を計上する。
※3 敷モルタル等の材料は別途必要量を計上する。
※4 ラフテレーンクレーン(標準的施工条件の場合25t)は賃料とし、現場条件に適合する規格を選定する。
※5 夜間作業の場合、労務単価は50%割増、ラフテレーンクレーン単価は30%割増とする。
※6 作業スペースが十分に確保できない場合や交通規制で断続作業を行う場合および夜間作業の場合は現場条件に合わせて据付能率を減ずる。
※7 据付日数は次式により算出し、小数点以下は切上げて整数とする。
(据付日数)=(部材延長もしくは部材数)÷(1日当たりの据付延長もしくは1日当たりの据付本数)
● 標準的な施工条件での施工量
(日中施工)

● 鋼材組立工
(100m当たり)

※1 本歩掛は基礎埋込式および壁高欄タイプのPGFに適用する。
※2 本歩掛はPC鋼材をシース内に挿入連結し定着する作業である。
※3 鋼材延長は定着装置内面間の実延長とする。
※4 シール材等の材料は別途必要量を計上する。
※5 諸雑費は冶具等の費用であり、労務費の合計額の上表の率を乗じた金額を計上する。
● 緊張工
(緊張10本当たり)

※1 本歩掛は基礎埋込式および壁高欄タイプのPGFに用する。
※2 本歩掛はPC鋼材を緊張する作業である。
※3 緊張機械器具は別途必要量を計上する。
● 部材間目地工
(目地10ヶ所当たり)

※1 本歩掛は基礎埋込式および壁高欄タイプのPGFに適用する。
※2 本歩掛は部材間の目地に無収縮モルタルを充填する作業である。
※3 無収縮モルタル等の材料は別途必要量計上する。
※4 諸雑費は小機械等の費用であり労務費の合計額に 上表の率を乗じた金額を計上する。
● 部材結合工
(結合10ヶ所当たり)

※1 本歩掛は壁高欄タイプのPGFに適用する。
※2 本歩掛は部材を床版にアンカーボルトで結合し、床版との間隙部と本体切欠部を無収縮モルタルで 充填する作業である。
※3 アンカーボルト、定着具、無収縮モルタル等の材料 は別途必要量計上する。
※4 諸雑費は小機械および切欠部型枠等の費用であり、労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を計上する。
● 緊張機械器具
(一式当たり)

※1 本歩掛は基礎埋込式および壁高欄タイプのPGFに適用する。
※2 本歩掛はPC鋼材をシース内に挿入連結し定着する作業である。
※3 鋼材延長は定着装置内面間の実延長とする。
※4 シール材等の材料は別途必要量を計上する。
※5 諸雑費は冶具等の費用であり、労務費の合計額の上表の率を乗じた金額を計上する。
施工手順



施工事例

保土ヶ谷バイパス(Rp-SBm-SE)

中央自動車道(Rp-SBm-SE)

西湘バイパス(Rp-SBm-FE)

東北自動車道(Rp-SB-FE)

磐越自動車道(Rp-SB-FB)

甲州街道(Rp-SB-FB 特)
実験


● 共同研究
旧建設省、旧日本道路公団、セメント協会(傘下にプレキャスト・ガードフェンス協会)による防護柵の共同研究で プレキャストガードフェンスの安全性能が確認されています。
● 共同研究で行った実車衝突試験
25tの大型車が時速100km、衝突角度15度(衝撃度650KJ)という世界でも 例の無い厳しい条件で実車衝突試験(於:国交省土木研究所)を行い、評価項目を全てクリアしました。


◆これらの実験からコンクリート製剛性防護柵は、大型車の突破を防ぎ、乗員の安全性に関する性能も 得られることが実証されました。